VAIO導入後メモ(作画以外)
お絵かき以外のVAIO Zの評価(?)ポイントも。まぁ、それなりの金額を使用しているので、できるだけ「損した!」と思わないようなモチベーション補正がかかっていますけれど(^^;)。
■VAIO Zの運用テーマ
できるだけノーマルにする。InstantGoもONのまま。基本、ワイヤレスで使用するため、バッテリー駆動時間を優先したセッティングにする。
ただし、以下の使用用途に必要な最低限の速度は確保する。
使用用途は作画(漫画・イラスト)。加えて資料作成、Blogメモ等々、Macでも行っていた汎用作業。
■キーボードの使い勝手
アイソレーションキーボードの中では使いやすい。音も静かで上品。日本語キーボード派なので、使い勝手も問題なし。クラムシェルで液晶を閉じる音も気に入っている。
これで結構文字入力してもいいかな…という気にさせてくれる。
■変形機構
ThinkPad Yogaと比べ、クラムシェル-タブレットの移行が比較的スムーズでいい。筐体を持ち上げなくても良い点で、他の機構よりも良いのでは?
あまりビューモードを使用しないので(たまに使う)自動回転をOFFにしたいのだけれど、どこに設定があるかわからない。
コントロールパネルとかチャームに現れる項目をいくつかOFFにしたつもりだけれど、どうしても反転してしまう。
■バッテリーのもちは?
どの状況においても基本「静かさ優先」で使用していますが、クラムシェルPCとしてブラウジング・テキスト打ちとかしている限りは10時間もちそうな感じです。
タブレットモードにしてIllustratorでペンを使っても8時間くらい?※いずれも短時間使用のイメージ。
ただ、PhotoShopが入ると一気に消費ペースは速くなりますな。SDカードのデータ読み込みとか、セットアップ時のDropBox・Evernoteの同期時もひどかったー。
まぁ詳細はいずれ、別記事で…。
■ネットワーク接続が不安定?
WindowsのせいかVAIOのせいかわかりませんが、11nで接続していても、つながらなくなることが…。
使用中につながらなくなるわけではなく、スリープなどさせておいてさぁ使おう…としたときにおかしくなることが…。
無線APをいくつか持っているので、別APでつなげようとしてもどれもつながらない。OSを再起動してもつながらない。
ネットワーク側をVDSLルーターから再起動して、今まで何も無かったかのように普通につながった。その間、他のデバイス(iPad等)はつながっているのに…。
まぁ、まだ2回くらいしかその現象にさいなまれていないので、なんとも言えないけれど…。
■愛用したいソフトなのに…
Mac、iPadで愛用しているATOK Padというアプリ。Evernoteの簡易クライアントソフトにも使用でき、ちょっとしたメモを手軽に扱えて超愛用している。
Win版もあるのでそちらも…と思ったら、インストール時にジャストシステムのIDを入力したいと妙に物々しい。ベータ版だし。
実使用でも画面の切り替えがもっさりし、とうとう起動してすぐ落ちるようになってしまった。Evernoteとの同期がうまくいってない?なんか作りが良くない感じ。
他に良いEvernoteクライアントソフト、無いかしら…?
■「速さ」を享受していない身
他のVAIO Zユーザーは速さが快適と評判。
でもCore i5な上に「静かさ優先」で運用している身としては、あまり速さの面での快適さは享受していない。
ただ、機能の割には軽い、バッテリーももつ(PhotoShopを使えば別)、ハード自体は堅実といったところで優位性があるかな…とは思っている。
勿論、液晶部分の操作だけで液晶タブレットに変形する操作性もいいし。
■どうしても気になって何度も書いてしまう、Macと比較して我慢ならないWindowsの問題
ともかくユーザーインターフェースがばらばらなのが…。
特に気になるのが、どちらかというとAdobeの問題だろう…と言われるかもしれないが、AdobeCCのメニュー部分のフォント表示。
InDesignとIllustratorは問題ないのだが、PhotoShopとBrigeはメニューの文字が小さい。
コントロールパネル側の設定を一切受け付けず、スケーリング100%のまま。まぁパッド・マウス操作ならそれほど問題にならないのかもしれないが、ペンだと…ああ、それとやはり老眼にはきつい(^^;)。
PhotoShopはβ機能として、スケーリング200%機能を実装しているのだけれど、200%固定なので、VAIO Zでは逆に大きい。150%あたりが良いのだが…。
他にも、Evernoteクライアントソフトもなんかフォント表示がおかしい。綺麗に見せようとして逆ににじんでしまっている感じ。
普通に綺麗にフォントを表示してくれるソフトもあるので、どうなっているのやら…と。
この辺、Macならなぁ…と、どうしても比較してしまう。Mac Zがあれば万事解決なのだが…。
■左手の使い方
VAIO Zをお絵かきに使う時の弱点として言われている、お絵かき時にショートカットキーが使えない件。
おいらはセルシスのTab-Mate Controllerを使用して対応している。ワコムならペンのサイドスイッチに割り当てられるUndoも、VAIO Zではそちらに割当ている。
せっかくのノートPCなのに邪魔じゃん…とか言われるかもしれないが、そもそもペンも別途持ち歩きだし、それら一緒のポーチに入れてしまえば持ち歩き変わらんし。
ジョイスティックに「上書き保存」「Undo」「Del」を割当ていると、微妙に角度を誤入力、あるいは誤判定するのか、操作を誤ることがある。ちこっと大きさが同じくらいでキーの数が同じなポータブルキーボードであってもいいのかなぁ…という気もするが、おおむね満足している。
ちなみに、VAIO Z Canvasには同様の「ソフト」が付属するらしい。ハードキー一つで立ち上がる優れものだそうだが、横長画面のVAIO Zにも表示しっぱなしの常駐ソフトで構わないので供給してほしい。
…のだが、同様のソフトは実はあって、しかし微妙に反応速度が遅いというか、Tab-Mate Controller等のハードウェアが反応速度良すぎるというか、それくらいの反応速度が無いと満足できない体なので、さぁ、果たしてどうなのかな…と。
…と、とりあえず現時点はこんなところで。
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