Appleの不安
個人的にMacに傾倒しきれない理由がここにある。
製品を購入して使用している立場として、一企業にカリスマがいようがいまいが(ジョブズ氏個人がどうこうという意味ではない)、基本的に一消費者のおいらには関係が無い。
ただ、あるブランドに惚れ込み、数年にわたって同じブランドのPCを使うなら、その理念が維持される保障か見込みが欲しい。
とはいえ、例えばThinkPadにもそんな保障も無いのだが、過去の実績や大和事業所(…そういえば、見学レポートを書いてなかったな…(^^;)やべぇ)を見ていると、なんとなー…く、自分が好きになったThinkPadは少なくとも3年後はThinkPadだ。たぶん5年後くらいも…と、自分に言い聞かせられる(IBM→レノボん時はちょっとどきどきしたが(^^;)、大和事業所の人があまりやめなかったという話を聞いて安心してた)。多少のズレは吸収できる範囲。
折れた肋骨のズレも吸収したしねぉぃ。
ただ、Macはちょっと怖い。以前、ジョブズがAppleを追われた際の迷走を知っている身としては(イメージとしての記憶だけれど(^^;))。
明快にWindowsと違う、Appleなりの理念があるからこそ、その魅力にやっと気付いた昨今。しかし新たなシェアのために旧来の魅力を捨て、他に無い新しい価値観を得るならまだしも、どこかの窓で見たような世界だったら、なおさらWindowsでいーよ…ということになる。
まぁ、もう今はそういうシナリオは無いとは思いますが、なんか勘違い野郎が上につくか、いちゃもんつけられる立場について、シェア至上主義的になってくるとMacもどうかな…という気になってくる。
そういうわけで、iPhoneとかはともかく、クリエイティブなMacに足をどっぷり踏み入れるのには躊躇する昨今。しかし2月頭に噂されている新Macが楽しみではあるのだが…。
« Googleドキュメントオフライン休止中? | トップページ | 最後の行が一番重要 »
トラックバック
この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/27753/50619709
この記事へのトラックバック一覧です: Appleの不安:
コメント