もやしもんへの期待
「もやしもん」が終了した。…1クールって…、えっらい中途半端な終わり方だなぁ…。いや、「1クール」という単位がどうこうというわけでなく、その中で展開した話があれだけ…って。
一応そのクール内であるコンセプトを立ち上げて、提起して、持ち上げて、落とすということはしていたみたいだけれど、その部分と世界観とか設定のスケール感からすれば、むしろきちんと完結している話の部分がサイドストーリー的であり、その他がてんで完結してない中途半端さ一杯。
もったいない。
個人的には好きだったんだけれどな。もっとも、一番惹かれたのは解説。微生物の発酵によるアルコールの生成とか、そういう部分をうまく説明してくれるあの解説が妙にマッチしてよかった。それで話に絡むと最高。そういう意味では3話が一番バランスとれていて傑作だったなぁ。あのラストがサイコー(^^;)。
ただ、後半になるとスポットがキャラクターに向かい、そういう解説がてんでなくなっていったのが悲しい。まぁ、キャラクター描写を否定するものではないけれど、もちっと両立してくれよ、と。
ただ、そうすっと時間がなかった…ということか。描きたいことが何一つ描けていない感じだな。
やっぱりもったいない。
セカンドシーズンとかあるのかしら?そん時は是非3話のノリでよろしく(^^;)。
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