自転車アニメって…
相も変わらず、見ないのに深夜アニメとかをチェック中。
…今期もすげぇ数だな…。
そんな中、ちょっと気になるアニメを発見。オーバードライブって…マガジンの自転車漫画かっ!?あれをテレビアニメにーっ!?自転車ってえらく描くの難しいぞっ!?
…いや、自転車アニメって今までなかったワケではなくて、有名なところでは「茄子 アンダルシアの夏」があるけれど、あれは…モブは3DCGにしているって話を聞いているけれど、主要なシーンは手書きじゃなかったっけ?んでも劇場用作品だしなぁ…。
テレビアニメでもMTBのなにかがあったはず…。ああ、これか。
時間帯が時間帯なので、見てなかったのだけれど、時折見かけるCMを見る限り、大半がCGで、キャラクターもメットを被って3D処理…といった感じ。
しかし今回はロードでしょう?顔を完全に隠すわけにもいかないし、果たしてどのように表現するのか…。すげぇ気になる(^^;)。とはいえ、撮るだけは撮ったけれど、見る時間無し(^^;)。
ちなみに、おいらが自転車を描く時はどうしているか…というと、まず一枚の板を描く。

これが自転車のフレームのベースになる。普通に板を立てると本来は点線の位置になるけれど、走っているシーンを描きたいときは、少し傾けた方がいいみたい。
…で、この板上に自転車のフレームを描くわけ。

傾いているので当然パース(板の傾きによるもの)などを考慮するし、ハンドルは突き出る。あまり無いんだけれど、ハンドルをぐりっと曲げて前輪も板上に無い場合は、補助にもう一枚板を描く場合もある。
で、フレーム位置が決まる以上、サドルやハンドルの位置も決まるので、これにキャラクターを乗せる。

板ではあまりパースをつけなかったけれど、人の乗車姿勢でかなり奥行き感が出るので、演出意図が無い場合は、板の段階ではあまり誇張したパースを付けない方がいいみたい。
ま、こうやってガイドができるので、あとはこれに主線を乗せればおしまい。

まぁ落書きレベルの今回だけれど、これくらいなら20分かからない。
ただ、昨今の…だけでもないけれど、自転車のディティールってかなり複雑だから、描画にこり始めると時間は幾らあっても足りない。デフォルメをかませて描画レベルに妥協を持たせないといけないと思う。
アニメとなると複数のスタッフが関わるわけで、描く技量のみならず、その描画方法のすりあわせ…ってだけでも大変なんでない?テレビアニメでどうするのか、その辺非常に興味が湧いてくる。
…なかなか見る時間無いけれど(^^;)見ろよ。
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これはタブレットPCとかで直接描いてるの?。
投稿: わたなべ | 2007/04/05 19:33
うん。
投稿: 拝御 礼 | 2007/04/05 22:30
相変わらずお見事な作画ですね(^^;ゞ<これ↑が20分とは
オバドラは3Dを使ってたり使ってなかったり・・・、ま、見てのお楽しみということで。
あんまり詳しく書くのも野暮なので、自分の興味はすでに
『いつ作画が壊れるか』『画面に向かって「ぉぃぉぃ」と突っ込む回数を数える』『お色気係数の高さ』・・・など、
本筋と違うところに注目することにしました(爆。<そうしないと視聴するテンションが持ちません(^^;ゞ
2クールが確定しているというのが恐ろしい・・・。
投稿: DFR.@XRF | 2007/04/05 23:06
今回の作画、素直に感動しました。
完成画だけ見ているとこういうプロセスって分かりませんから。
いつも昼飯を食う食堂でオーバードライブ愛読していましたよ。
大和というキャラが歪んでいて良かった(?)です。
2chではいろいろ叩かれていましたけどサイクル・スポーツ
に関心を持つキッカケにはなるかも知れないですね。
投稿: Nash | 2007/04/06 01:30