電車の思い出
21世紀中…だから、3~4年間の記憶かもしれない。
中央線に乗って都内に向かっている途中、長いすに座っていると隣の乗客がなにやらしきりにマジックの話を実演をまじえて行っていた。
一人が本職か、趣味かはわからないが、かなり精通したマジシャンのようで、もう一人の素人の友人に解説を行っていた。主に行っていたのはコインマジックで、実演を交え、500円玉が指間を自在に行き交わせるコツを伝授していた。
私もこっそり、そちらに見えないように真似をしたような気も(^^;)。
で、あのマジックはああして、そのマジックはこうして…と、多少のタネも紹介していた。ほうほう、あれはああしていたのか~…と、聞いてないフリして感心していた(^^;)。
…で、確かその会話の中で、
「じゃぁ最近、コインの中にタバコを通すのがあるじゃん。あれはどうしているの?」
という素人の友人の質問があり、それにマジシャンは
「アレはコインに本当に穴を開けているんだよな。だから本当は違法なんだよなぁ…」
…と、言っていたと思う。
おいおい、マジック興行とはいえ、そんな違法なコトもすんのかよ?…とかそのときは冗談半分で聞いていたのだが…。
…本当だったのか(^^;)。
業界では周知の事実だったのかもしれないが、こうして発覚するのは珍しいことなのかもしれない。
マジックの内幕を垣間見たような気もするわけで、まぁ普段見ていれば、マギー司郎関係を除き(^^;)、タネは一体どうなっているのか…と気になってしょうがないが、こうした内幕を見せつけられると、わかればわかったで逆に興味を失う自分もいたりして…(^^;)。
わからないから熱狂する…というのもあるかもしれないなぁ…と。
しかし考えてみると、今後このネタが封殺されるようならば、大概のタネは同じタネ…ってことになるのかな(^^;)。逆に言えば、それでも続けているのなら、穴を開けない別の方法があるのかも…とも考えられるわけで、逆にこれからのマジックに俄然興味も沸くわけで…(^^;)。
そう考えると、ある意味今後に期待(^^;)。
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お初です!
まあ、世界中で行われている、コインに何かを貫通させるマジックは
基本的に同じトリックでして、他に良い方法は今のところ無いでしょう。タバコに仕掛けを施すっていうアイディアもあるでしょうが、そんなに使えるものなら、とっくに普及しているはずです。なにしろ
仕掛けコインを用いる方法は、日本でも1982年頃にはアメリカから
輸入されていましたからね。他に良い方法があれば、とっくに取って
変わられていたはずです。
純粋にテクニックだけを用いるマジックをやれよ、という人もいますが、今回、逮捕された人も、優れた技術の持ち主で、普通のコインマジックも上手なんです。ただマジックの中には技術だけでは不可能なものもあるわけです。貫通とか浮遊という現象の多くは、技術だけでは
無理なものが多いのは事実です。
今後どうなるのでしょうね。
投稿: アルバ公 | 2006/11/21 02:23
はじめまして、コメントありがとうございます。
うーん、考えさせられますねぇ…。今後がどうにせよ、こういう「裏方」の「事件」が頭に入ってしまうと、今後純粋にマジックを楽しみたいと思っても「あ、あのコインのネタやらない。やっぱ同じタネだったのか…」「お、同じネタやるな。タネも同じなのか?違うオリジナルなのか?」と雑念が入って楽しめないような…。
まぁなんにせよ、残念な事件ではありました。知らない方が幸せだったかな?…はぁ。
投稿: 拝御 礼 | 2006/11/22 12:21