なにか美学(こだわり)があるらしい>わし
我が家にとって「危険物」と指定された書籍がある。
非常に取り扱いの難しいとされるその書籍は、けむたがられつつ、しかし家族ほぼ全員が読んでしまった。
お袋に至っては目をはらせながら「なんであんなものを読ませたのよ!」とくってかかる恐ろしい代物。
それが…会社の某氏が貸してくれた漫画、
内容は作者の飼い猫であるゆずとの日常、そして向かえる寿命とそれに向き合う飼い主らの自分との戦い。
そう、めでたくも二十歳を迎えるむーやんを抱える我が家にとって、まさに「人ごとではない」内容なのだ。
そうでなくても、猫を飼ってない(あ、犬は飼っているか)元の持ち主も涙した、感動の物語を、逆にこれから向かえておかしくない身が読むと、もう号泣ものというわけだ。しゃれになりません。
実家に帰ってきていた妹が読んだときは、読み終えた後しばらくむーやんを抱きしめていたとか。や~、怖い怖い。
…なんか微妙に人ごとっぽく書いていますが、…ええ、その通り。私、まだ読んでいません(^^;)。
言っては何ですけれどこの私、生まれてこのかた数千冊、数万冊(?)の漫画を読んできた身としては、その危険性くらい数P読めばすぐわかります。
TMXくんですら数P読んだだけで「ヤバい!泣く!」と突っ返してくるくらい、火薬のにおいがぷんぷんです。
…って、別にきな臭いにおいがぷんぷんというわけではありません。そもそも帯に書いてあるしね(^^;)。で、目に出来る(?)ページには作者のゆずに対する愛情がこれでもかといわんばかりにあふれまくっていますから、後半の展開は察するにあまりあるというか…、怖くて開けないわけです。
そんなわけで、読まないうちに返却する予定。なんか家から持っていくの、忘れまくっていますが(^^;)。
ただね、漫画のジャンルとしては他に類を見ない、誰もまねできないテーマを、内容としてはともかく作者が惜しみなく注いだ愛情を記したこの本を読まないわけにはいかないじゃないですか。
自費で(^^;)。
やはりこういうのは、自分で敬意を表す…というか、金出して味わないと。まぁ泣くことになるとは思いますが。
ある程度覚悟…というか、心の準備も必要だしね。ちょっと心身整えてから、ゆっくり夜にでも読むことにするか…。
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