高尚な趣味か、何かの役に立つのか?
ナマ録マニア垂涎の逸品、ソニー「PCM-D1」
~ 「デンスケ魂」ここにあり! ~
…わからん(^^;)。
そういえば子供の頃、誰だったかはまったく覚えていないが、常にマイクを持っていたヤツがいたような気がする(マイクじゃなくて、テレコかも)。なんかナマ録かなにかについて、うんちくたれされた気もするが、まったく覚えていない。あれは一体なんだったのだろうか?
大体、「音を録る」という行為が音楽以外に何の必要性があるのか、どーもわからない。
映像素材のためにビデオカメラを持ち歩き、その素材と一緒になる音を撮るというのならわかるが、それは内蔵マイクか外付けマイクで同期して撮るのがフツーだし、音だけ…ってのがよくわからない。
ん~…んでもなんだろう、その高品質生録音である状況を録り、これまた高品質再生環境、ヘッドホンで再生して目をつぶって聞き耳を立てると、「見た」だけではわからないものが聞こえてくるかもしれないし、なにより「見る」よりも臨場感のあるその場を再現できるのかもしれない。潜水艦のソナー員が音だけを頼りに周りの状況や音源の正体の推測を行うような醍醐味なのだろうか?
だとするとわからんでもない。潜水艦もの映画も結構見ているし。ただ、そういう録音シーンって、そうあるのか?アメ横の雑踏録っても仕方ない気がするし、なんかタイミング的に盗聴シーンとバッティングするっていうか、そういうシーンの録音ニーズとかしか思い浮かばない。
…いや、そういうシチュエーションしか思い浮かばないってところでもうおいらは失格なのかもしれない。例えば電車が通るときのレール付近の音を聞いて、各周波数を聞き分け、このサンプリング時は客が少なかったのか、低音域が少ないとか、ブレーキかけるタイミングが早いから、あのシーンを録った時と同じ運転手かもとか、そういうのとかになるのだろうか。そういうのが聞き分けられる耳なら、そういう楽しみか訓練か…ってことになるのかな。
絶対音感じゃないけれど、音だけで大体そのシーンとかわかる人もいるらしいね。ポートレート1枚で大体その人を立体化して再現できるデッサン…ってのもあるんだから、わからんでもない。部屋の荒らされ具合を一目見て、何人でどの順序でなにをした…ってのもわかる人もいるらしいし、それを音でもわかるっていうのなら、ある意味「音」は「光景」なんだから、写真撮っているのとやはり変わらない訳か。
まぁおいらじゃぁそこらへん、どーしようもない(?)が、まぁあとは効果音の収録とかかな。それにしては高価すぎる気もするが(^^;)。
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即買いたいっ!と思ったクチです。(^^;)
フィールド・レコーディング用にはメカ部分がなくてコンパクトなので最高。
これで夏のヒグラシ大合唱を記録したいと思ったのですね。
海外旅行なんかにも面白いかもです。
投稿: Nash | 2005/12/10 08:36