宇宙船の乗員達
初めて「スターシップオペレーターズ」を見た。まず放映開始時には存在を知らなかったし、時間帯が時間帯なので直接見ることは出来なかったし、録画もネット上の評判を聞くと、ちっと…って気がしていた。
ただ、実際見てみると、ほとんど艦隊戦の描写オンリーな回だったけれど、結構描写がSFっぽくって…って、SFなんだけれど、今までにないリアルさで面白かったっすよ(最近あまりSF見てないんで、これが当たり前の描写だったらすみませんが(^^;))。
まず装備武器や戦法で大体流れが決まってしまうとか、モニタの描き方とか。あと武器の原理が「熱」ってのも考えてみれば当たり前でも、ビジュアルではあまり見た覚えが無い。そしてやられる方の描写が直接的なそれが無いってのも「窓のない戦闘」って実感があって面白い。
実際人が悲鳴を上げて死んでいくところが描かれなくても、その乗艦が他の艦からモニタされ、攻撃を受けて外部表面温度がみるみる上がっていき、内部温度の上昇も想像できたりすると、その想像で怖くなっちゃったり…まぁ、「描かない方が効果的」ってのを地でいっている感じ。
まぁ戦闘シーンが秀逸だから、全体が秀逸ってことはないので他の回も見てみたい気になってきた。
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コメント
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宇宙船って潜水艦ににてると思うのよね.
密閉空間での活動とか,センサー探知ベースだとか,3次元的な艦隊運動とか.
まぁ,いまどきの近代兵器は潜水艦に限らず「窓の無い戦闘」ばかりですけど,3次元的な艦隊運動は潜水艦だけかなーと.
(飛行機は艦隊ってイメージじゃないし.)
そーいえば,潜水艦映画的アプローチの宇宙SFものって無いですよねー.
映画「Uボート」のノリの 宇宙SFとか面白いと思うんですけどね.
このあたり,やっぱ「スターウォーズ」の悪影響でしょーか.
あと,運動エネルギーそのものが凶器になる(質量は重要ではない)って描画も面白いとおもうんですけど・・・.
投稿: TOK | 2005/02/24 14:37
ビジュアル的に窓が無いと客を惹きつけておけない…ってところじゃないですか?その窓を閉じればどうしても高等技術を使いまくらないと客を惹きつけておけず、「潜水艦映画に外れ無し」と言われるゆえんではないかと。
ただ、最近はCGが発達してきたおかげで、窓が無くても外を描写するっつーことが簡単にできるようになってきたので、「窓がないことの緊迫感」等と「画面の派手さ」が乖離し始めてアンバランスにならないか心配です。
まぁおいらの心配することではないんですけれど(^^;)。
「スターシップオペレーターズ」では外の様子を記号化したモニタ画面で極力表し、労力を廃しつつ(まぁ代わりにセンス勝負になるんですけれど)、見る人間の「想像」をかき立てる演出を今後もうまく使えれば、いいところまで行くかと思うんですけれど。
あと運動エネルギーな凶器って?
投稿: 拝御 礼 | 2005/02/25 12:39