サムライ・チャンプル
スゴ録なんかでおまかせ録画させていると、時々何の予備知識もない番組が録画されていて面白い。
今回撮れていたのは「サムライ・チャンプル」というアニメで、時代劇アニメ“らしい”。しかも第一話。クールが始まるにしてはずいぶん中途半端な時期から開始されているけれど、なんか裏事情とかあるのかしら?これの放映前はビデオ作品が放映されていたみたいだし?ようけわからん。
さて、このアニメの面白いところは「らしい」ってところ。ともかく時代考証はしていない”らしい”。まぁ体裁は整えようと思っているらしいが、平気で「おニューの刀」とか、「拷問のデパート」とか、外来語をばしばし入れているあたり、「制約無しでのびのび描いてみよう」ってハラだろう。何しろ話が始まる前に「ガタガタぬかさず、見ろ!」と開き直っているんだから(^^;)。
まぁ、その割り切りがいいよね、渡辺信一郎監督だし。
初見としては、まだちっと得体が知れない感じ。ただ、フジテレビ枠だからか知らないけれど、金はかかってそう。アクションとしては動きまくって面白い。まだ味のある敵が出てきてないのでアクションに魅力が出てきてないが、主人公同士の斬り合いには力が入っていた。
ただ、一方はやったらめったら動きまくるので、そこを魅せるのに「引き」の画面が多用されるのだが、いかんせんアップが少なくなるのでアクセントが付きにくい。ところがトリミングすればしたで、足下にひれ伏したり、あるいは頭上を軽く飛び越えるそのアクションが捉えられなくなり、ジレンマを起こすかもしれない。そこらへんの描き方が今後の課題ではなかろーか?
ただ、OPにはびっくり。衝撃ははかりしれません。最初、我が家のTVモニタはモノラルなので変に聞こえてて、あわててステレオヘッドホンに切り替えたけれど、ああいう組み合わせってのは…ねぇ。びっくりだよ。逆にEDはおにぎり(梅)を食いたくなってしまいましたが(^^;)。
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