未踏ソフトウェアを発掘する
ちぃと故あって、ビジネスショウに行ってきた。まぁ大した用事でもなかったんだけれども、ついでにいろんなブース、回ってきました。
やはりこういう展示会は、Web上をやみくもに巡るよりわかりやすいというか、意外な出会いに巡り会えたり、面白くてたまりません。
ただ、なんか今年はいまいち活気がないような…。なんかあやしい英語学習とかの勧誘ブース…は相変わらずの数としても、なぜかそこかしこにBOSEのなんかの販売ブースがあったのが謎。対してセレブリティのそれもあっても良さそうだが、そういえば販売終了の案内もあったしなぁ。…あ、だから天敵がいなくなったような傍若無人ぶり(^^;)ぉぃぉぃ。
まぁ、そういうわけで大がかりなブースといえば、ボーダフォン、ドコモ、NTT東日本…くらい。ちっとさみしい…。
だから…というわけでもありませんが、コンパニオンの写真は撮っていませんので念のため。最近はそういうの、飽きちゃったっすね。
代わりに、やはりそこでしか出会えない情報を掘り出す…というのがなんともいえず、楽しいです。
今回は日本カラーデザイン研究所というところで、イメージアナリストを使用したカラーの嗜好診断無料サービスなるものもやっていて、そこでおいらのカラー嗜好を診断してもらいました。
結果は「カジュアルタイプ」の色が好きらしい。赤やオレンジ、特に黄色の明るい色がふさわしいらしく、常々、ラッキーカラーは黄色だと思っていたので、なんか一致したな~…と妙に感慨深く考えたり。色に対する考え方とか、そこの人と話し合ったりして、ちっと今後の色彩設定とか、色々考えてみようかな…って気になったり。
また他にも無料サービスとして、BCチェッカーというものを使用した血管年齢測定サービスというものも行われていた。血管の老化状況を測定してくれる、というのでこれも試してみた。
ただ、担当者と対峙した途端、入場証に貼ってある名刺を見て「あ、○○の方ですね。前にこれ、納品しましたよ」と開口一番言われてしまった。なななななんですと?見たことねーぞ、こんなのっ!?血圧・心拍数を図る奴は見たけれど、こういうさらにつっこんだ測定してくれるのなんて、なんで非公開やねーん!(いや、どっかに置いてあるのかもしれないが、職場、広いからなぁ…)
…とかなんとか考えながら、「はい、ではここに指を乗せて、リラックスしてお待ちください」とか言われたり。しかし言われたとおり指を乗せても、心の中は「一体これは、どこに置いてあるのか。誰に聞けばわかるのか…?」とか考えていたり。
ちなみに測定結果はB+で、年齢から考えても、かなりいい状態らしい。まぁもっといい状態のAってのもあるんだろうが、ともあれ平均以上ということで。
しかし担当者曰く「あー、私が余計なことを言ったから、リラックスせずに動揺してしまいましたね。測定値のグラフが乱高下して、そこらへん如実に表れていますよ」とか。…ふ、俺もまだまだだなぁ…(意味不明)。
個人的に面白かったのは、エーアイティーというところのタッチパネル。試作の17インチモニタ用外付けタッチパネルというのに触らせてもらったのだが、タッチパネルはどうということもないのだが(^^;)ぉぃ、1本指での操作、2本指での操作、3本指での操作で別々の機能を割り当てられ、1本指ではドラッグして画面上のオブジェクトを移動、2本指ではその指の隙間を変化させることによりズームを制御し、3本指でドラッグすれば、視点が回転する…といったデモを行っていた。
3Dデータのプレゼンやゲームを想定したものらしいが、コンテンツ作成でも十分通用しそうな感じで、その操作方法で3DCGソフトを動かせるような接続方法を編み出したら、プレゼンだけでなく、コンテンツ作成関係への売り込みなどもできるのではなかろうか。
個人的にはちっとやってみたい。ただ、…ノートPCにくっつくそういうアダプタは開発してくんねーだろうなぁ…(^^;)。
他に目を惹いたのが、MYFONTという、自分の手書き文字のフォント化サービス。この手のソフトというと、おれん字2というのがあるが、こちらが「ソフトウェア」であるのに対し、MYFONTは「フォント化サービス」ということ。
当然複数人の文字をフォント化するなら「サービス」だと一回限り、ということになり、 「ソフトウェア」の方が便利なわけだが、スキャナが必要だったり、手間が必要…と考えると、「どのみち1回しかフォント化しない」と割り切ってしまえば、「サービス」だって変わらない。
まぁ最近既存のフォントのドキュメントが当たり前の昨今、自分なりの味のある字体を作る、という意味では面白いサービスだけど、たとえば自分の作品の中で自分以外のフォントがあると結構便利なので、たとえば女文字とか、きれいな文字(私はめちゃめちゃ汚い文字)とかサンプリングして作成できる、ソフトウェアの方が便利かな…と思う次第。ま、人それぞれってことで。
また、こういうところではIPAの推進する未踏ソフトウェア事業なんてのにもお目にかかれるのが楽しい。なんつっても目玉は一般的にはSoftEtherなんだろうけれど、それでは面白くない。やはりそれ以外を取り上げないと。
個人的にはnotaというソフトがよかった。ソフトというか、WikiWikiとかblogのようなある種のコミュニケーションツールで、サーバに入れ込むソフトなんだけれど…、まぁ詳しくはリンク先を参照のこと(^^;)ぉぃ。まぁ私から見ればblogの代わりとして有用そうなツールだな、と最初の印象でしたが、実際デモを見ると、本当に便利!blogよりも早くそっちに乗り換えたい!…って感じ。
どっかに開発者のサンプルページがあったと思ったけれど…カタログとかに書いてないな。しかしご本人も自転車好きということで、その走ったルートを、掲載してある地図に直接書き込んだり、コミュニケーションツールとしてシームレスに閲覧と管理を行える便利さ、とっつきやすさがあって、かなり好み。
さすがにベースにFlashPlayerを使用しているということだかって、ザウルスとかのモバイル端末からは利用は難しそうだけれど、PCから使用する分にはかなり面白そうな感じ。
将来的にどこかのブロバイダがこのサービスを提供してくれるようになるらしいので、それに期待。
ちなみに、同じ作者さんの紙copiというのもあるらしい。こっちはまだよくわからないが、これも結構面白そう。
他のソフトウェアでちょっと面白いのが「家庭におけるマルチメディア調理支援」。言葉で説明するのは難しいんだけれども、要は料理のレシピを時系列に、フロチャートとしても表示できるソフトで、料理の仕方の映像もフロチャートの進行度合いとリンクして表示されたりして、PCなりのおもしろさがある。
たとえばネギを刻んでおくとかジャガイモの皮をむいておくといった下処理は、どっちが先であろうと後であろうと構わないので、そういった処理を「同列」として表示し、またどっちを先に行っても「次の処理は」と対応できる動的機能があるみたい。
ま、こういうソフトは得てして「台所にそういうPCを置いて、逆に邪魔になるのでは?」という疑問がついて回るが、このソフトの胆は、料理人が複数ならその人数を入力し、素材準備や調理分担などを自動的に割り振ったり、また一つのタスクを予定時間で終了しない場合、自動延長になって後の他処理が自動的に割り振り変更になったり…と、柔軟にフロチャートを動的に変更していく点にある(ようわからん書き方でスマん(^^;))。
個人的には「パーティーグッズ」的おもしろさがあり、複数人で料理する(…以外に、画面を見たり全体を把握するオペレータが必要だと思う)のに面白いソフトになる可能性があると思う。通常の「料理支援ソフト」としてではなく、それ以上の楽しみもありますよ、と発展させると結構化けるような気もするのだが。
また、 「類似画像の参照による、欠色画像への自動着色」というところから開発された「はいから」というソフトも気になる。これはモノクロ画像に「似た画面構成のカラー写真」を参照させて着色させるというもの。たとえば同じ場所でカラー写真とモノクロ写真を撮った場合、画面構成がほぼ同じなので、大体ここらへんは肌色、ここらへんは空なので青、この辺は木々なので緑…と自動領域判定をし、色情報を引用して自動色割り当てをして着色するらしい。
ま、当然普通同時にモノクロ写真とカラー写真を同時に撮る機会などは滅多にないので、「大体同じ種類の色を含んだカラー写真」を用意して設定することがメインらしい。
また、アニメの作成など、1枚だけ着色し、後は自動で着色を…という利用も想定しているらしい。
これについては現開発バージョンのソフトを入手していたりするので、一度試してみたい。珍しいことに、沖縄で同じ場所でカラー写真とモノクロ写真と撮っている、珍しいわしの撮ったサンプルもあることだしね(^^;)。
そして個人的にイチオシなのが「分散型組込制御システムのComponent BasedによるGUI開発ツール」。

まぁまずは写真を見て頂きたい。ロボットや中央に見えるモーター車は飾りだけれども、それ以外の機器はマイコンを装備した組み込み機器になっており、RS-232Cで接続されたPCから制御され、モーターの駆動など管理されている。
そして胆なのはその制御開発ツールがGUIでとっつきやすいものを目指しており、しかも教材などに使用できるよう、安価なものを目指して開発中だということ。
似たようなので思いつくのは…というと、レゴ マインド ストームか。あれもGUIなインターフェイスでしたな。ただ、あれで制御できるのは専用パーツだけですけれど、こちらはより多くの機器に対応できるようになっており、その点では多様性は高い。
GUIで初心者に取っつきやすく…が基本スタイルだが、実際機能として玄人(研究者など)にも使用できるものでもあるよう目指しているらしい。
ちょうどこないだWBSで「今、家電開発用の人材が不足している」という話を聞いたばかりなのよね。それはつまり、組み込み関係の開発人材が不足している…ということでいいんすよね。
サンエーパーツの倒産以来(^^;)(ローカルだなぁ、おい。ヒロセ無線とか言え>をれ)「パーツを自作する」という流れが途絶えてしまったような気さえする昨今、プログラマーは増えているものの、↑のような「部品」を自作するというのが滅多にないように思えます。あまつさえ、それを制御するマイコンなどを扱う…ということも。
いやまぁ、大学とかの授業とかではあるでしょうけれど、プログラムの方は書籍にCD-ROMがついてやれたり、プログラミングというよりはマクロってれべるだけれども、それでも帳票とかに便利なそれを結構多くの人がちょちょいと作ってしまったりするのを見ていると、ハード系の自作は…って気がします。
しかし物作りの日本の復興…ってわけでもないですけれど、また昨今の組み込み開発の需要を考えれば、前述のような「教材向けGUI組み込み開発ツール」をベースに、マイコンやモータを含めた組み込み機器自作きっとなんてあると、復刻版電子ブロックのごとく面白みのあるものとなるのではないかと。
で、それで勉強した人材が将来開発分野で活躍したり、とか。そういうハード系の人材育成に一縷の光を差し込ませるようなコンセプトのこれを、ついつい応援したくなってしまうのですよ。
…とまぁ、ここまで書いておいて何だけれど、「組み込み」の定義ってなんだ?(^^;)ぉぃぉぃぉぃ(イメージでここまで書き続ける男、それが拝御(^^;))
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