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6月撮影分です。ちょこまかと撮っているのをあげていきます。
色々なレンズも出てきますが、だいたい使うレンズが決まりつつあるような…。

露店の風景

露店の風景

 私の持っているL/Mマウントレンズの中で今のところ唯一、これという名前のついてない、キャノン85mmF1.9です。キャノンレンズというと一眼レフ用レンズが当たり前っぽいですが、実はこういうレンジファインダー用レンズも結構数作っているようです。

 しかし大概輸出用のようで、今回手に入れたこれもFeet表示だったりします。

 とはいえ、同一メーカーのユニバーサルファインダーのパララックス補正ダイヤルも同じFeet表示だったりして、相性としては申し分ありません。

 鏡胴も巨大で、その分重さもたいした物ですが、R-D1の法則として、「大口径レンズとは相性がいい」ということもあり、写りのクリアさは気持ちいいほどです。

 ただ、85mmと望遠系の上、開放値が1.9と、それに設定してしまうと被写界深度がかなり浅くなり、ピン合わせがかなり難しくなってしまいます。

 加えて個体差だと思いますが、どうも後ピンっぽく、この写真でも自転車にピンを合わせたつもりなのですが、実際合ったピンはその手前の露店…。うーん。

 まぁここらへんはデジタルのメリットを生かして確認していけばどうにかなる範囲なのですが…、面倒といえば面倒…。


ストリートミュージシャン

ストリートミュージシャン

 後ピン傾向で開放側では扱いづらいキャノン85mmF1.9ですが、多少絞れば被写界深度もそれなりに広くなるので、使い勝手は格段に増し、こういったシーンも自然に撮れるようになります。

 やはり、望遠には望遠なりの楽しさがありますね。友人と一緒の時は広角から標準。一人での散策は標準から望遠…というレンズの取り合わせになりそうな気が。

 ちなみにこのストリートミュージシャン。周りに人気がないですが、平日だからでありますので念のため。

 おかげで対比のある写真に仕上がって嬉しいですが(^^;)、純粋に聴く側とすれば、もっと聴衆いておかしくない上手さだと思いました(荒削りですが)(^^;)何様だ>をれ。


新宿の街

新宿の街

 R-D1の何がいいかって、そのMマウントという規格だけではなく、アダプタを介してLマウントという規格のレンズも扱えることです。これは戦前のレンズすら含まれ、そんじょそこらの一眼レフ規格よりも古いレンズも含まれることを意味します。

 戦前のレンズも使える!…というのは結構驚愕の事実で、ヘタすると親が生まれるよりも前のレンズで現代をデジタルに撮る…ということもできてしまう、なんとも夢のある話。

 しかし手持ちを見返してみると、比較的新しいレンズばかり。こりゃいかん…と中古店を物色してみると、エルマー90mmF4の戦前モデルが!それも程度も結構いい(外見ぼろぼろの上に、クモリあり、ゴミ混入してますが、たいした規模ではない)上に、安い。

 早速購入してその日の内に撮ったのがこの写真です。めっちゃクリアでシャープなんですけれど。

 色彩はおとなしめですが、素朴な感じだし、問題ありません。こういう写りをしますかぁ…。

 まぁ写真の出来云々以前に、母親が生まれるよりも前に作られたレンズが巡り巡って私の手元にたどり着き、それでデジタルカメラで撮影されている…という事実に、感慨深いものを感じてならないんですけれど…。


 なお、この写真は単なる新宿の風景写真ですが、手前の道が下り坂になっているために、その部分の消失点と、向こうの建物の消失点が異なり、単調な画面にならないように狙って撮った…んですけれど、そこらへんの配慮はくみ取っていただけますでしょうか?(^^;)


花壇

花壇

 正直言って、ジュピター12(35mmF2.8)は使いづらいです。私にとって。

 「逆光は勝利」という某氏の台詞に感銘を受けた身としては、それも積極的に狙う所存ではありますが、露出を間違うのは私自身の責任としても、それ以前に白かぶり、豪勢なフレアが出てしまうレンズだとどうしようもないわけで、ジュピター12はその欠点がどうしても前面に出てしまうわけです。

 じゃぁ使わないのか、手放すのか?…と言われると、実はそういう気は毛頭無かったりする。だって、上手く写ったときの出来はすばらしいもので…。

 特に個人的には色のりを高く評価していて、こういう花の色の出方はこのレンズでないとうまく出ません。この濃厚にして後味のいい色のり…。素敵(^^;)。


緑葉

緑葉

 こちらもジュピター12です。見上げた構図で上から太陽光が降り注いでいるので悪条件になるかな…?と思いましたが、少なかったみたいでなんとか破綻までは行かなかったようです。

 しかもまさかここまで葉脈や葉の緑が濃厚にでると思わなかったので、この写真は撮った本人がびっくりしています(^^;)。

 こういう驚きがあるのも、このレンズを手放せない理由ですね。ちっ(^^;)ぉぃ。


ローライフレックス

ローライフレックス

 飲み会で友人の持っていたローライフレックスをノクトン・クラッシック40mmF1.4で撮ってみました。

 夜の飲み屋という暗所ですが、ノンストロボ派の私はかたくなにストロボを装備しません。アクセサリシューはファインダーか水準器のためにあるのだ!…とかいうわけではありませんが(若干思っていますが(^^;))、ともあれ、明るいレンズでうりゃっ…っと。

 ただ、それでもまだ暗いので、ISOを1600にしてあります。

 私の持っているのはR-D1ですが、ファームウェアでR-D1s相当にしてあります。旧モデルではISO1600といえばノイズだらけで使えませんが(同じ環境下で別の時に撮った写真もありますが、あまりのディティールのつぶれっぷりに、友人達に公開できません(^^;)デジイチ信奉者からバカにされそうだ)。

 まぁでもこれくらいのノイズ低減処理がされれば、まぁまぁなんとかなっているかと思います。

 あとは撮り方の問題で、もっとローライフレックスをデカく撮らないといけない気がする…(^^;)。


埜庵の風景

埜庵の風景

 …というか、ノクトン・クラッシック40mmF1.4の被写界深度比較写真なんですが(^^;)。

 上が絞り開放。下がF8くらい…だったかな。5.6からそこらへんだったかと。NDフィルタはめっぱなしだったので、絞ろうとして絞れなかったような気が(^^;)ぉぃ。

 まぁ、縮小してしまっているのでわかりにくいとは思うんですけれど、こういう雰囲気の違いもあるぞ…ということで。

 ちなみに下。結構広くピンが合っているように見えますが、原寸だとおばあちゃんのあたりで既にピンがボケていますので念のため。


水

 なんてことない一枚です。ノクトン・クラッシック40mmF1.4で開放で撮ってます。

 テーブルの模様が面白いし、グラスの水滴と結構調和しているし、開放のボケがうまくそこらへんをなじませていたりして、なんてことない写真だけれど、結構気に入っていたり。

 「何気ない一枚」というのが結構難しく、友人が一眼で喫茶店のテーブルを「何気なく撮った」りしている写真を見て、「うりゃっ、俺も!」と意気込むと、意外と全然「何気なく」なくなってしまうんだよね。

 まぁこの写真も構図に意図的なものがあるとは思うけれど(いや、あるんだけれど)、肩の力は抜けているかな…と。


埜庵の店先

埜庵の店先

 これはエルマー90mmF4です。絞れるだけ絞っています。レンズとしてはF36まで行けますが、日差しがあってもさすがにそこまでは絞りきれないので、1/30で撮れる絞り値程度にしています。いくつかは忘れたけれど(^^;)ぉぃ。

 こないだは薄曇りのところでの撮影だったので、開放気味の写真ばかりで、被写界深度の深さを確認していなかったんだけれど、これは傘の中心にピンを置いたつもりで、奥の建物もしっかりピンが合っているので、絞ればしっかりピンが合う…ってことか。

 まぁ当たり前といえば当たり前なんだけれど、クモリもある70年前のレンズだしね(^^;)。


埜庵の店先

埜庵の店先

 で、こちらはエルマー90mmF4の開放。ピンはテーブルの灰皿(?)に合わせてあります。スチールだかアルミだかの金属の質感もしっかり出ているでしょ。よっしゃよっしゃ。

 しかし緑の向こうの自転車が邪魔だなぁ。まぁ俺が置いた俺の自転車なんだけれど(^^;)。


釣り人達

釣り人達

 こちらは同じくエルマー90mmF4で撮った江ノ島の堤防付近の釣り人達。これはどちらかというとエルマー云々よりも、長い竿を自然に収めた、3:2の画角が活きているのではないかと…。

 普通のデジカメって4:3と、スクエアに近いじゃないですか。一辺がある程度長くないと、ドラマチックな画作りって難しい気がするんですよね。16:9はちと極端なので、ケースバイケースだとは思いますが。

 そういう意味ではスクエアなブローニーとかは画作りとしては苦手中の苦手なんですけれど、友人のローライフレックスとか触らせてもらったり、写真とか見せてもらうと、「それはそれで面白いし、チャレンジし甲斐もあるかも…」と思い始めていたり(^^;)。


海の見える風景

海の見える風景

 うかつなことに、JPEGでしか撮っていないこの写真。明暗比が高すぎてディティールがつぶれてしまってます。風味としてわざとツブす表現方法もあるかとは思いますが、この写真では意味がないでしょう。RAWで撮っていればどーにかなる話なのに、失敗失敗…。

 まぁこれでもPhotoShopではどうにかなると思いますけれど、R-D1で撮った写真というのは「現像」以外のプロセスをするのにちっと抵抗感じてしまうのはなぜなんでしょ?(^^;)…っていうか、そんなん俺だけ?

 ちなみにノクトン・クラッシック40mmF1.4です。


富士山を臨む

富士山を臨む

 よー…っく見ると、富士山が見えるはずです、背後に。わかるかなー(^^;)。これはRAWで撮ってあるので、調整してもいいような気もしますが、まぁデフォルト値での公開。

 エルマー90mmF4なので、135mmの望遠ですが、まだ足りなかったみたいですね。まぁジェットスキーが収まっているので、構図的には正解だと思いますが。